感情のコントロールができない...どうすれば良い?カウンセリングは神奈川
感情のコントロールが出来ない...どうすれば良い?
友人や知人の前だと問題ないのに、恋人の前になると自分の感情がコントロール出来なくなる....
そんな自分に悩んだりしていない?
私自身その経験をしてきたからこそ、自分の感情がコントロール出来ない辛さはとても共感出来る。
衝動的に怒ったり、泣いたり、ヒステリックになりたくないのに、そんな自分の気持ちとは裏腹、そんな自分になることを制御出来ない。
いちいち彼の言動に情緒不安定になり、自分が気に入らない出来事が起こる度に不満をこれでもかと相手にぶつける。
その光景は、まるで子ども...。
そう、自分の思い通りにならないことで駄々をこねている子どもの姿と同じだったり。
そして意外にも、そんな自分をじーっと見ているもう1人の自分もいたりするからこそ苦しくなるんだよね。
そんな自分の姿に耐えられない。
耐えられないはずなのに、その自分をやめることも出来ない。
こんな自分は嫌だ、どうして大切な人の前ではこんなにひどい自分になってしまうのだろうか...?
彼ももうお手あげと言わんばかりに、そっぽを向いてしまう始末。
この自分を直さなければ、きっと彼はいつか自分の元を去ってしまうだろう。
彼のことが大切で大好きでこれからも一緒にいたいからこそ、どうにかしたい、こんな自分を。
自分の感情の暴走で恋人を傷付けるのも、自分が傷付くのももうお終いにしたい...!!
今そんなふうに切実に思う女性がいるのを知っているからこそ、私はこの記事を書いている。
目次
- 何故感情がコントロール出来ないんだろう?
- 特定の人の前だと問題行動を起こしてしまう理由
- 感情の手綱を取れないことで起きてしまうこと
- 認知の変容で感情をコントロールする
1 何故感情がコントロール出来ないんだろう?
人には色々な感情があるよね。
嬉しい、楽しい、安心...そんなポジティブなものから、寂しい、悲しい、不安、怒り、罪悪感、失望など、出来れば感じたくないネガティブなものまで。
どんな感情であれ私たちにとって大切なものであり、どれが良い悪いはないけれど、後者の感情はなるべくなら必要最小限にしたいもの。
何故なら感じてもあまり良い気分にはならないから。
それに自分が辛くなる感情は、何故かどんどん大きくなってしまったり、いつまでも尾を引いてずっと嫌な気分のまま....なんてこともよくあるから。
怒りを鎮めることが出来なくて逆にヒートアップして叫んでしまったり、腹立たしさを我慢出来なくて物に当たってしまったり、悲しみが強すぎて号泣したり、誰かを困らせたり...
そんなふうに自分の感情がコントロール出来なくて衝動的な行動をしてしまったり。
今この記事を読んでくれているあなたも、もしかしたら経験したことがあるかもしれないね。(ちなみに私はこれでもかと言うほど、やってきた。)
振り返ると「自分はなんてことをしてしまったんだろう....」と思い、自己嫌悪して「あんなことしなければ良かった」と反省ばかりなのに
感情が大きく動いているその時はそんなことを考えている余裕もなくて、感情というものが自分では制御出来ないモンスターになってしまう。
なのに自分の周りには、いつも落ち着いていて動揺しても良いであろうことが起きても適切に処理する人がいるのも事実だったりして。
感情がコントロール出来る人と出来ない人の違いは一体何なのか。
自分とは一体何が違うのか。
疑問に思ったことはない?
私自身、自分の感情がコントロール出来ない時は「自分が人間として未熟だからダメなんだ。」とか「幼稚だからこんなふうになってしまうんだ。」と、そんなふうにずっと思ってた。
感情がコントロール出来ないのは、認知(思考)に問題があるということを知るまでは。
感情って、何処からともなくいきなり自分の心の中に現れて、自分の心を幸せでいっぱいにしたり、時に心をめちゃくちゃに掻き乱してくれる厄介者のような気がするけど、
本当は感情はいきなり現れるものではないの。
感情が現れる前には必ず自分の中であることが起きている。
それは「思考する」ということ。
そう、感情が現れる前に私たちは何かしらを考えている。
その考えたことに対して、私たちは嬉しさや幸せ、時に悲しみ、寂しさ、怒り等の気持ちを抱くの。
思考なしに、感情は現れない。
そしてコントロール出来ないくらい感情が強くなってしまうのは、自分の思考もそれだけ頑なに凝り固まってしまっているから。
私たちが辛さや不満を感じている時は、大抵自分の考えていることと現実にギャップがある時だと思う。
自分の思い通りにならないから苦しいし辛さを感じる。
それが、悲しみであり、寂しさであり、憤りであり、不安不満等として自分の心に現れるんだけど、それがコントロール出来ないくらい大きくなってしまうのは、自分の思考のこだわりが強いからなんだよね。
考え方は1つではないし、どんな状況においても色々な見方があるけれど、
自分が「これしかない」「これが全て」「これでなければ」と認識してしまう。
自分の考えていることだけが全てではなくて、
見る角度を変えると「こういうことも考えられるよね。」と、あらゆる視点で現実を捉えることが出来れば自分の思考と現実のギャップを小さくすることができ、
それが自分の感情を上手くコントロールすることに繋がるけれど、
自分のこだわりが強いと自分の考えていることが絶対に正しい!となってしまう。
(自分の中で)正しいはずなのに、現実は自分の思い通りではないというギャップが大きくなってしまうからこそ、その後に抱く感情も大きくなり制御不能ということに繋がるの。
2 特定の人の前だと問題行動を起こしてしまう理由
確かにそう言われてみればこだわりが強いのかもしれない...
それでも。
彼以外の人との関わり合いでは自分の感情をコントロール出来ているし、むしろ従順で問題行動を起こしたことなんて一切ない。
なのに何故か彼の前でだけは自分がおかしくなってしまう。
言うなれば、感情が暴れ馬のよう。
自分が手綱をしっかり持たなければならないけれど馬の勢いが凄すぎて手が離れてしまう...そんな感じ。
そのようになってしまうのは、良くも悪くも彼との心の距離が近くて、彼に対して安心感を抱いているからだと思うの。
だからこそ、自分の本来の心の内を見せることが出来るんじゃないかなって思う。
逆に他の人の前では、「ちゃんとしなきゃ。」とか「迷惑かけたらだめだ。」という気持ちが強かったりしない?
それも社会で円滑に生きていくためになくてはならない思考で、とても大切なことかもしれないけど、
自分がその人たちと心の距離が遠いからこそ、そう考えるということも無くはないのかなと思う。
本来の自分を見せるに値しないからこそ、よそゆきの顔で対応する。
私自身、自分の感情の起伏に耐えられず制御不能に陥ったのは実家を出た18歳〜20歳の時だったんだけど
思い返すと、幼い頃から健全な家庭で育つことが出来なかった自分は、誰にも甘えることも出来ず、信頼出来る大人の存在もなく体だけが成長した。
自分の心を支えてくれる人はおらず、自分の考えや感情を誰にも伝えられず(理解してくれる人はいないと思い込んでいた)自閉状態で生きてきた。
そんなこんなで実家を出て、初めて出来た恋人がそれはもう優し過ぎたから。
親にでさえこんなに気にかけてもらえたことがなかったからこそ、「私のことを愛して欲しい、分かって欲しい、どんな自分も大切にしてくれるよね!?大切にしてよ!!」そんな欲が一気に出たのだと思う。
赤ちゃん返りのような。
これまで自分が得られなかったもの、本当は自分の親から得る必要があったもの、無償の愛....それらが枯渇していた自分の矛先が、恋人だったのだと思う。
以前のことを考えると、当時の彼には申し訳ない気持ちでいっぱいだし、謝っても謝りきれないところもあるけれど
それをさせていただいたからこそ、今健全に生きられているとも思っている。(有難い)
...と、個人的な話をしてしまったけれど苦笑
今あなたが自分の感情をコントロール出来なくて大切な人を傷付けてしまっていたり、嫌な思いをさせてしまっていたり、そんな自分に自分自身が苦しんでいるのだとしたら、
まず自分のことを褒めてあげよう。
「今までよく頑張った。」って。
それと同時に抱きしめて喜ぼう。
「どんな自分も見せられる人と出会えて良かったね。」と。
そして...踏み出そう。
今の状態もこれからの自分にとって無くてはならない時間ではあるけれど、自分のためにも大切な人のためにも前に進む必要があると思う。
3 感情の手綱を取れないことで起きてしまうこと
自分の感情をコントロール出来ないことで起きてしまう可能性があることは多々考えられるけど、
最も辛いことは、大切な人との関係に亀裂が入ってしまうことではないかな。
顔を合わせる度にネガティブな感情ばかりをぶつけられたり、それに付随する言動ばかりをぶつけられれば、
相手のことがどんなに好きでも、会うことがしんどくなるし、
一緒にいることも難しくなる。
人の気持ちも考えも不変ではないからこそ。
「好き」が「嫌い」になることもあるし、「ずっと一緒にいたい」が「もう二度と会いたくない」に変わることもある。
私自身、自分の甘えや感情が制御出来ないことによる衝動的な行動や言葉で、大切な人を毎日のように傷付けて嫌な気分にさせて、最終的に赤い糸を切ってしまった経験があるからこそ、このような記事を書いている。
赤い糸が切れてしまってから後悔しても遅いんだよね。
切れてからもう一度繋げようとしても、
元通りにしようと思っても、戻らないから。
だからこそ、まだ切れていない今どうにかすることが大切だと強く思うよ。
4 思考の変容で感情をコントロールする
彼に嫌われたくないし、ずっと好きでいてもらいたい。
いつまでも一緒にいたい。
自分を変えたい。
でも自分の力では皮肉にもどうにも出来ないからこそ困っているし悩んでいるんだよね。
感情って、すごく大きな力を持っていると思う。
だからそれを捻じ曲げたり、違う方向を向かせるのは至難の業だと思う。
よく親が子どもに「機嫌を直して笑いなさい。楽しみなさい。」なんて言うことがあると思うんだけど、これって実際はなかなか難しいことだと思うの。
機嫌が悪いのは、自分にとって何かしらの不都合があったからだよね。
不都合を感じたから怒るし不満だし悲しいし悔しいし...。
なのにいきなり楽しめなんて言われて誰が楽しめるか。
そんなの出来る人がいたらサイコパスと疑われてもおかしくないかもしれない。(それは言い過ぎかもしれないけれど)
このように感情を感情でどうにかしようとしても、どうにも出来ないことが大半で。
ぶっちゃけ、大人でも難しい。
だからと言って、感情はコントロール出来ないのか。と言ったらそういう訳でもなくて。
これは前述したことだけど、感情はいきなり現れるものではないのね。
感情が現れる前には必ず自分の中で「あること」が起きている。
それは「思考している」ということ。
何を考えるかで私たちの感情は決まる。
と言うことは、思考を変えることで感情はコントロール出来るということになると思うのね。
感情を感情で動かすことは出来ないけれど、思考から感情にアプローチをすることは出来る。
もちろん、自分の考えは無意識に頭に浮かぶことが大半だから(だからこそ感情も無意識に抱く。何処からともなくやってくると思われる。)
その無意識の思考を掴みとることから始め、これまで使っていた思考を新たなものに変えていくためには、訓練する時間がある程度必要だけど....
短期的に見たら、「大変」「面倒」「意味があるのか」「大したことなさそう」「地味」このような考えが浮かんできて自分にとってデメリットばかりが目に付いてしまうかもしれないけれど
長期的に見てのメリットを感じて欲しいなと思う。
思考の変容というスキルを身につけることで、幸せな人生が待っているから。
大切な人と関係を維持出来るようになることはもちろん、深い関係も築けるようになる。
そして自分もラクに生きられるようになるから。
これまで使ってきた思考を変えていくということは、習慣を変えることと同じだからこそ時間も少しはかかるけど、時間がかかるということはそれだけ自分の力になり自分のためになることだよ。
すぐに出来ることは、効果もそれ相応だと思うから。
大好きな人のために、そして大切な自分のために、幸せに生きる道を選んでいけたら良いよね。
◆当カウンセリングルームでは辛い感情で恋人との関係が上手くいかないというお悩みに対して、認知(思考)を変えていくことで問題を解決していくセッションを行っています。
詳細はお気軽にお問い合わせくださいね。
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