自分の不機嫌の理由が分からない...カウンセリングはLaPrincesse

仕事の時や友人と居る時は不機嫌にならないのに、何故か恋人と居る時は不機嫌になってしまう。

過度にわがままになってしまう。

意地悪になってしまう。

しかも、そのような自分を全くコントロール出来なくて心底困っている...。

この記事を読まれているあなたは、もしかしたら「そうなの！」とうんうんと頷いているかもしれないね。

この不機嫌の何がしんどいかと言うと、とにかく制御不能なところじゃない？

本当は不機嫌になんかなりたくないし、意地悪なんてしたくない。

だってそうすることで、しなくても良い喧嘩をしたり嫌な雰囲気になってしまうから。

せっかく会うのだから、デートを楽しみたい。

恋人と二人きりの時間をうんと楽しみたい。

そう強く思っているはずなのに、彼と顔を合わせたら嫌なことを言ったりしたりしてしまう。

挙句には不機嫌の仏頂面をしてしまう。

自分に違う誰かが乗り移ったかのように止まらない。

自分でも恐ろしくなってしまう。

この症状、本当に苦しいよね。

何故自分がそうなるのかが分からないから。

そんなことしたくないのに、止められない。

しかもこれの行き着く先は、関係の破綻。

大好きで一緒になった人なのに、コントロール出来ない自分の不機嫌のせいで、関係が終わってしまう。

終わらなくても良い関係なのに、自分の原因不明の不機嫌で自ら終わらせてしまっているようなもの。

それはとても悲しいことだよね。

今日は、「恋人に対して何故自分は不機嫌になってしまうのか」という原因について考えられることを綴っていこうと思う。

「何故」が分かると、解決策も見えてくるからね。

　　◆目次◆

1. 甘えられる存在が出来ると人は本性を出す
2. 恋人がお母さん（お父さん）になっている
3. 不機嫌はこれまでの怒りや悲しみ苦しみである

１　甘えられる存在が出来ると人は本性を出す

これは前回の記事でも書いたんだけど、人は精神的に近い存在に自分の素を見せるもの。

彼氏が機嫌が悪くなるのはどうしてか？幸せ恋愛はLaPrincesse

自分の素を見せられると言うことはとても幸せなことだけど、やはりどんなことも度が過ぎるのは良くないよね。

何故なら、それは相手を傷付けることになるから。

それと同時に関係の破綻にも繋がるから。

職場の人や友人の前では怒らずいつも穏やかで居られるのは、それこそ心理的距離があるからだよね。

本当は腹立たしいけど、怒ったら関係にヒビが入るかな。

気まずくなるの嫌だなー。

嫌な人と思われたくないから我慢しなきゃ。

...そんな思いがあるから、感情を押し殺す。

何かあっても笑って耐えられる。

だけど、恋人には容赦無く不機嫌になる。

ちょっとでも癇に障ることをされたら激しく怒る。

無視する。

仏頂面をする。

それは、そんなことをしても相手は自分のことを分かってくれる。

そんな自分を許してくれる。

折れてくれる。

....心の奥底でそう思っているからでしょう？

２　恋人がお母さん（お父さん）になっている

どんな自分でも分かってくれるよね。

こんなところもあるけど許してね。

私の全てを愛してくれるよね。

そう、いわゆる無償の愛。

これが存在すれば、私たちはどんなに幸せだろう。

存在していると願いたいし信じたい。

だけど、大人になってこれに出会えるのは、ほぼないと思った方が良い。

無償の愛をくれる人なんて居ない。

しかし。

これを与えてくれる人は存在する。

それが、親。

無償の愛を与えてくれる人は親だけ。

それでも、親が精神的に未熟であれば貰えない。

本来、子どもは親にとにかく甘えてこれでもかと言う程甘えて精神的に大人になるんだよ。

無理言って、困らせて、際限なく世話を焼かせて自立する。

それが出来ない環境で育った場合は、体は大人なのに心だけが大人になれなくなってしまう。

甘えを残した大人になる。

そうなるとどうなるかと言うと、自分の近しい人（主に恋人、パートナー）に甘える大人になってしまうんだよ。

あれが嫌だ、これが嫌だ、。

相手が何をしても不満になる。

どんなに優しくしてもらっても、嬉しくない。

嬉しいと感じたくない。

ムカつく、腹が立つ。

あの時（幼少期）に感じたかった感情を、大切な恋人を通して感じているんだよね。

そう、自分の必要なのは実は恋人ではなくお母さんでありお父さん。

でも、相手はあなたのお母さんお父さんになりたいと思い付き合った訳ではないから、相手は逃げ出してしまう...。

そういうことが起きてしまうんだよ。

皮肉だよね。

３　不機嫌はこれまでの怒りや悲しみ苦しみである

そもそも自分はどうして不機嫌になってしまうのか。

知りたいのは、そこのはず。

この何故が分からないから戸惑うし、どうしたら良いのかが分からなくなってしまう。

先に綴ったように不機嫌の原因はこれまで自分が抑圧してきた感情なんだよ。

それは怒りかもしれないし、悲しみかもしれないし、敵意かもしれない。

人によって違うかもしれないけれど、全てかもしれないね。

このような感情を表現することがそれこそ甘えなんだけれど、それを表現して、これでもかと思うくらい表現し尽くして私たちは大人になる。

でも、何らかの理由でそれが禁じられてきた場合は抑圧するしかない。

それらの感情を心の奥底に溜めて溜めて溜め続ける。

溜めたものは一見消えたように見えるけど、そんなことはない。

それらを解消するには、やはり表現するしかないから。

見えないだけで、心の中にたくさん溜まっているんだよ。

未消化物の感情として。

そう、実は心の中がいっぱいいっぱいの状態なんだよね。

不満という感情で。

でも、心の距離が遠い人には吐き出せない。

それをしたら何かと面倒になるからね。

では、どうするか。

心の距離の近しい人に、これでもかと言う程吐き出すようになるんだよ。

しかも、とんでもない程の未消化感情を溜めているからこそ、その吐き出し方が半端ない。

それこそ際限なく吐き続けることになる。

それは、自分でもコントロールし難いよね。

そうは言っても...。

それで良いのかと言う訳でもない話。

だってそれを続けたら、いつまで経っても誰かと親密関係なんて築くことは出来ないのだから。

人を傷付けて、嫌われて、挙げ句の果てには独りぼっちになってしまう。

たとえ誰かと一緒に居ることは出来たとしても、共依存の関係でそこに愛があるかは分からないよね。

結局虚しい関係になってしまうのではないかな。

だからこそ、次回の記事は「では、どうしたら自分の不機嫌を改善出来るのか」を書いていこうかなと思う。

楽しみにしていてね♡

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