メリットもあるから恋愛依存がやめられないのかも埼玉カウンセリング
恋愛依存の状態は苦しいだけだから抜け出したい....。
でも抜け出せない....苦しい
そんな風に考えたことはない?
もうやめたいのに、やめられない。
彼に頼るのは結果的に苦しくなるだけで幸せなんて感じられない。
なのに彼から離れることができない。
.....
彼との関係が嫌ならやめたら良いし、終わりにすればいい。
シンプルに考えたらそうなんだけど、それがなかなか出来ないから困ってしまうという話。
これが何故起きてしまうのかと言えば、
苦しいその状況にもメリットがあるからなんだと思うの。
今日は苦しいのにやめられない恋愛依存が起きる訳を綴っていこうと思う。
何故起きるのかという理由を知ることが、苦しい恋愛から抜け出す第一歩になると思うから。
◆目次◆
- 苦しいけど依存することにメリットがあるからやめられない
- 恋愛依存のデメリット
- 結局自分が何を選ぶか
1 苦しいけど依存することにメリットがあるからやめられない
例えば...。
「太っている自分はもう嫌だ!ダイエットする!」って決意しても、そんな決意をした矢先から、スイーツもぐもぐ、甘いジュースごくごく....
なんていうことはよくある話。
これが何故起きるのかと言ったら、
太っている状態を続けることにもメリットがあるから。
今の食生活を続けられる。(大好きな食べ物を制限なく食べられる)
痩せるための食事制限、食事の見直し、運動をしなくて良い。(面倒くさいを避けられる)
自分を変えるために努力しなくて良い。
痩せたい<<<<<<<今の生活を変えたくない
究極これだと思う。
今のラクな生活を続けられるのがメリット。
だからダイエットしようと思ってもなかなか実行出来ないんだよね。
恋愛依存もそれと一緒だと思うの。
その状態は嫌なんだけど、恋愛依存をすることでメリットもある。
その大きなメリットが
自分が本当に考えなければならない問題から目を背けることができる
だと思うんだよね。
依存することでしんどさや苦しみはあるけれど、それをすることで一時的な心の安寧を手にすることが出来る
その刺激が強烈だからこそなかなかやめられないし、
変わりたい気持ちはあるけど、なかなか変われない。
だって本当は変わりたくないから。
そのメリットが、その状態で居続けることは嫌ということよりも上回っているということだよね。
私自身数年前、パートナーがいるのに他の異性を好きになったり、他の人と関係を持って、完全に恋愛依存みたいになっている時があって
自分ではこんなの嫌だ、やめたい、こんなの自分が望んでるものではない!とは思っていたけど、繰り返してた。
だって、そうすることで確かに私の心は満たされていたから。
パートナーと関係に終止符を打ちたいのに、拒否される。
どんなに訴えても了承を得られない。
どんなに頑張ってももう愛せないのに。
一緒にいることは自分も相手にとっても良いことではない...真剣な思いも聞いてもらえない、そんな日常に、自分のこれからの人生に光を見出せなくて、
自分の身体は干からびていく一方だった。
絶望してた。
そんな矢先に自分を満たしてくれる人が現れたからこそ、私はどんどん依存していったんだと思う。
でもそれが健全かと言ったらそうではなかったし、自分もそれを心の底から良しなんて思ってなんかいなかったから
関係は不穏になる(させてしまう)し、自ら壊すこともあった。
でもそれなしでは、やっぱりやって行けなくて。
また違う人を探し求めてしまう....。
恋愛依存をすることで得られるものの方が自分の中で勝っていた結果だよね。
愛せないパートナーとは一緒に居られない。
相手が取り合ってくれないとか拒否されるとかで関係を終わらせられないというのは確かににそうかもしれないけれど、本気で終わらせたかったら何でも方法を探して一つ一つ実践したんじゃないかな。
それをしなかった私は、結局自分の問題に直面したくなかったから。
面倒だった。
誰かに依存している時は、その時自分がきちんと向き合わなければならない問題から目を背けることが出来た。
私は自分の抱えている問題に責任を持って向き合いたくなかった。
だから何度も何度も依存を繰り返したんだと思う。
2 恋愛依存のデメリット
どんな人にも長所と短所があるように、どんなことにもメリットだけでなくデメリットがあるものだと私は思ってる。
もしかしたら二つの面ではなく、三つの面、四つの面、様々な面があるかもしれないね。
恋愛依存のメリットについては前述した通りだけど、やっぱりこれにもデメリットは存在する。
その大きなものが、苦しい感情ではないかなと思う。
罪悪感であったり、虚無感であったり、不安感...
苦しい感情は人それぞれかもしれないけれど、私自身は罪悪感に虚無感、不安感が心を占めていた。
もちろん依存している相手と一緒にいる時は心が満たされる感じはしたけど、彼と離れている時は「こんな関係は許されることではない」と考え罪悪感、自責感に苛むことになったり、
いつまでこの関係を続けられるんだろうと、宙ぶらりんの関係に不安感を強く覚える日も多かった。
それらの感情のせいで、日常生活がままならなくなることもしばしばあったと思う。
3 結局自分が何を選ぶか
私たちの生活は結局自分が何を選んだかの積み重ねで出来上がっていると思うんだよね。
何を選んでもパーフェクト幸せパーフェクトラクパーフェクト天国なんてない。
それなりに努力や労力や忍耐、責任等が必要で、それを引っくるめて背負い自分が欲しい幸せだったり、メリットを手に入れられるんじゃないのかなと。
魔法みたいな都合の良いものは存在しない。
その上で、結局自分が何を選ぶかだと思う。
別に無理してダイエットをしなくて良いことと同じように、別に無理して依存をやめなくたって良いと私は思うんだよ。
それを心の底から望んでいないのであれば、逆に依存をやめることの方が苦しいし不幸になるんじゃない?
人によって何が幸せか不幸かも違うと思うから。
ただ、本当に恋愛依存の状態が苦しくて、やめる選択もまた苦しいかもしれないけどそちらを選びたいと考えるのであれば、それもありだし心から応援したいと思う。
恋愛依存を克服するために大切なことは、恋愛依存に目を向けることではないんだよ。
本当に自分が目を向けなければならない問題の本質的な部分を見つめること。
それが出来たら、苦しい恋愛は気が付いた時には縁が切れてると思うな。
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